共依存夫婦の落とし穴:共依存の人の問題点知ってますか? 共感について
1 共依存の人は共感する能力が高いことがある。
相手の立場に立って、優しい性格なので、他人の中に、自分の感情を移し入れるので、相手の気持を強く感じやすい。 それはある意味、優しい性格として、立派なことだけれども、共依存の傾向があるとしたら、困った事でもあるんですよね。。。。
* なぜかと言えば、他人の感情を感じてしまうと、無視できないので、だから、共依存関係にある、旦那さんとか、奥さんとかの、気持や立場も、強く感じてしまい、二人の間に線が引けないわけです。
そうすると、相手の世界に引きこまれて、泥沼にはまってしまう可能性もあるです。 なので、その優しさは仇になる、ということですね。
* もしあなたが二人の間に線を引いてしまうと、相手を「見捨てる」ことになる。。。と思ってしまい、相手から離れられなくなるわけです。「私がいなければ、この人はやっていけない。。。」と思ってしまうのです。
共感してしまうので、まるで相手の問題を自分の問題のように感じてしまい、相手の問題なのに、自分で解決する為に、色んな事を自分で頑張って、肩代わりしてやってしまうようになるわけです。
* だから、相手を助けて、相手のことは懸命に面倒を見て、大切にしようとするけれど、でもしかし自分は大切に出来ていない状況が生まれます。
* 共感する能力が高いために、相手の痛みと自分の痛みを上手く区別できなくなるのです。
* もし自分にとって、今の共依存のような関係が良くないと頭では理解していても、簡単には離れられなくなる可能性があります。
動画のリンク: https://youtu.be/hZU3SJVY2Fw
2 そんな共依存の関係にいる場合は、多くのケースは、自分で一人になって、孤独になることには耐えられない場合が多いです。
* 孤独にならないために、他人にフォーカスすることが必要になります。 自分だけだと、孤独感で寂しくなるので、だれか他の他人を必要としてしまうのです。
* 孤独が苦しく感じるのは、昔の自分の苦しい体験を思い出してしまうことも多いです。子供時代の孤独だったり、寂しかったりする経験を思い出してしまうので、それを避けるために、今の共依存関係に陥っていることもあります。
小さい時に見捨てられた経験が大人になっても影響している可能性もあります。 ですから、共依存関係から離れられなくなるのです。
3 共依存関係では、自分の人間としての価値を、今の相手の世話をしてあげることに、見出してしまっている場合も多いです。
おそらくこれは子供時代から続いている傾向だと思いますが、自分が自分のことに自信を持てたり、自分に価値があると認められるには ➡ 他人に世話を焼いたり、他人に認められたりしないと、自分を認められない、自分に自信を持てない場合があります。
* ですから、今の共依存関係の相手と上手く行かないと、まるで人生全体が失敗した様な、自分の価値がないような気持になってしまうことも多いです。 なので、自分の人生を生きる意味の中心として、相手を満足させることに、はまってしまうことも多いです。
* 自分だけ頑張って、自分だけ世話を焼いて、自分は努力していても、相手はまるであなたに興味がないというか、相手は誠実に答えてくれていない場合でも ➡ 「もっと頑張れば。。。もっとがんばれば。。。」という風に、ついつい諦められなくなることもあります。
* 物凄い犠牲をあなたの方で払っても、相手は変わらないので、余計に頑張ってしまうループにはまります。
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