共依存:共感する能力が高い人と共依存はどうちがうのか? 

<共依存の特徴 共感する能力について>

*  前のユーチューブの動画で、共感についての話をしましたが、たしかに共感する能力が高い人は世の中にはかなり存在しますが、それと共依存の人はちがうはずです。

共依存の場合と、共感の能力が強い人のケースはどう違うのか?   

* 前の動画では、共依存の人は共感する能力が高い場合があるという話をしました。 相手の立場に立って、優しい性格なので、他人の中に、自分の感情を移し入れるので、相手の気持を強く感じやすい。 相手の痛みや失望や苦しみなどを感じる能力が高いことが多いという話をしました。

では「自分はかなり共感するタイプなので、自分も実は共依存???」と思うかもしれませんが。。。。

* でももし共感する能力が高いからと言って、それを「自分の問題」としてしまうのは、かなり違います。

たとえ他人の感情を感じやすい、相手の気持や立場も、強く感じてしまうとしても、他人の気持や苦しみを「自分の責任」として背負ってしまうのとはかなり違います。 共依存の人の場合は、相手の悩みや苦しみを、背負ってしまう傾向があります。  

* 共依存の方の場合は、相手と自分の間で線が引けないので、他人の気持ちから離れられなくなり、相手の感情に依存してしまう傾向があり ➡ それで相手から離れられなくなることもあります。 相手の気持の状態が、自分の中の気持の状態に組み込まれてしまい、相手の気持と同じになって動いてしまいます。 

  相手の機嫌が良くならないと、自分も安心できない。相手がハッピーになってくれないと、こちらも不安になる。 ➡ そのぐらい相手の気持に依存してしまっている状態

( ユーチューブの動画はこちらからご覧ください!:  https://youtu.be/neX_xcDVmag  )  

* ですから、相手の気持ちが回復する為に、相手の機嫌がよくなるために、自分のニーズをわすれて、自分を犠牲にして、相手に尽くしてしまうので、相手の為に働き過ぎたり、不安になったり、ストレスで一杯になったりしてしまう。 これは普通の共感能力が高い人とは違います。

* 他人の痛みがよく分かるだけではなく、相手のこちらへの要求に合わせることで、相手が気分を回復してくれないと困ることになるのです。なぜなら、相手の期待を裏切ったり、相手の要求を受け入れなかったりすると、自分も怖いのです。

* 共感能力が高いなら、相手に深く共感するわけですが、それでも相手の問題は相手の問題であり、相手の気持は相手の気持ち・相手の責任なので、そこに線が引けているのが、バランスよく共感している状態ですから、それを目指していきましょう!

ユーチューブの動画はこちらからご覧ください!:  https://youtu.be/neX_xcDVmag