アダルトチルドレンという言葉を知ることはショックになる

アダルトチルドレンや愛着障害などの言葉を知ることは、

ショックな体験になる場合もあります。

 

もし知らなければ、「人生なんて、どうせこんなもんだ」という具合に、

自分の人生の大変さ理不尽さを直視せずに、

 

どうにか処理して、人生を生きれたのかもしれません。

 

「みんなも苦しんでるんだから」

「自分だけじゃないし」と思ったり

「自分らしい人生をあきらめて生きればいいのだから」

と言い聞かせることで、

 

どうにかそのままの人生が続いていたかもしれません。

 

愛着障害・アダルトチルドレンという様な言葉を知ると、

知らなかった状態には帰れませんし、

 

自分の子供時代が、寒々とした、悲しい苦しい風景に変化してしまった感覚を持ってしまいます。

 

自分の子供時代は「理想的」な子供時代だったと、信じてきた人も中にはいますし、

自分の人生を汚してしまった感覚にもなることでしょう。

 

また自分の今までの人生が「崩れて」しまう気持ちにもなるかもしれません。

 

でも、知ることは、自分の人生の武器にもなります。

言葉を知ることで、自分の人生の生きづらさの原因を知り、

 

どうすれば、もっと幸せな人生を送れるかの、

 

手がかりをつかむ事になります。

 

自分の心はまだまだ癒されていない事がわかります。

 

「そのまま人生が続いていたかもしれない」場合の、今までの苦しい人生の状態ではなく、

 

もっと自分らしく、

 

軽快に軽妙に、

 

楽しく人生を歩んでいく事が出来るようにもなります。

 

ただし、アダルトチルドレンというアイデンティティに、固執することも危険です。

 

自分の視点や生き方を、アダルトチルドレンとして固定化してしまい、

 

強くこだわって、そこから動けなくなることは避けたいものです。

 

アダルトチルドレンなどの言葉で、

 

自分の生きにくさを明確にして、それを言語化するにはとても頼りになり便利ですし、

 

自分の過去を振り返ったり、自分の現在の立ち位置を整理するには大切な言葉ではあります。

 

でもいつかは、アダルトチルドレンも愛着問題も、卒業すべきもの

 

もし完全には卒業できないとしても、

 

軽減化し、段階的に離れていくべきものには違いありません。

 

あなたの存在の全てが、アダルトチルドレン的でもなければ、

 

生活のすべてをアダルトチルドレンに紐(ひも)づける必要もないです。

 

アイデンティティというものは、「アダルトチルドレン」に限らず、

 

有効な手段にもなりますが、自分を閉じ込める牢屋にもなります。

 

アダルトチルドレンというコンセプトやアイデンティティに、こだわりすぎて乗っ取られないようにしながらも、

 

上手くそれを生活に役立てていくのが大切だと思います。

 

 

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