自分が嫌いだと自分の「欠点」を自分から探しに行く
自分が嫌いだと、
自分の「良くないところ」や「欠点」を、
自分から探しに行ってしまいます。
もともと自分のことが嫌いなので、
自分の嫌なところは、
簡単に見つけられてしまいます。
* 自分が嫌い = 満足感を味わえない状態 = 常に不満
だからです。
自己肯定感が低いと、不満なので、
いつまでも、自分のあら探しを続ける状態を、なかなか抜け出せません。
まるで、「あら探し病」とでも言うべき状態です。
自分に対しての嫌悪感の結果
自分の欠点や嫌なところが、必要以上に目に付き、
それで余計に自分を好きになれないという
悪循環から上手くでれません。
また、家族や仕事仲間に対しても、あら探し病をやめられません。
自分の幸せ状態が続かないからです。
満足は一時的でしかなく、不安定で、
自分の中に、不満がすぐにたまってしまうので、
不満の原因を外部に求めて解決しようとしてしまいます。
生活の中の色々な不満な点を、
改善しようとはしても、
もともと自分嫌いであるがゆえに、
満足や幸せ感は続かず、
他の生活の不満な点に、次々と目が映ってしまい、
「改善」するばかりで、幸せを味わえません。
これでは「改善病」とも言うべき状態です。
➡ 自分の外側に不満の原因を求めて、外側を改善し続けてしまいます。
自分の事や、自分の生活に不満なのは、
自分の家族や、自分の仕事に不満なのは、
必ずしも、家族や仕事のせいではなく、
自分が自分を十分に愛していないから。
次から次へと、不満の原因を、
外側で除去しようとしている事には、
残念ながら、自分ではなかなか気がつけません。
どんなに成功して、
まわりに認められても、
自分の事を受け入れられないと、
その成功や名声も楽しめなかったり、
受け入れられなかったりして、
いつまでも、不満な生活になってしまいます。