とりあえずの安心感を作り出そう!: もう批判されない雰囲気と安心感
二人の関係がひどくなると、もう相手の顔や目も、
まともには見ません。
もし家の廊下で、二人が出会っても、
お互いを避けるようになります。
トイレやふろ場の前で会っても、
何だか「しらけた」雰囲気。
夫婦関係は、冷めてしまった「冷却」状態です。
冷却状態だと会話がない
そして夫婦げんかが続くと、
相手から批判され、責められることに、
警戒してしまいます。
あなたは旦那さんの前では、
「もう彼に攻撃されたくない」
「これ以上彼に責められるのが嫌だ」
と思い、
旦那さんと気軽に会話する事も、ついためらってしまう。
夫婦間の会話も、避けてしまうと:
⇒ さらに二人の関係が冷めて、しらけて:
さらに会話しなくなる悪循環に。
でも旦那さんも同じ思いです
でもきっと、旦那さんも同じ思いです。
旦那さんも同じように、
あなたに批判されたくないはず。
彼も毎日うるさく非難されたくはないのです。
どうしても、あなたは自分の苦しさゆえ、
旦那さんの思いには、心が向きませんが、
旦那さんも、あなたと会話するのが怖い事を
あなたの方で、よく理解してください。
二人ともそんな状態だから、
会話がほとんど成立しない
泥沼の状態が続いているのです。
そこから、どうやって二人の関係を健全化させるのか?
攻撃されない雰囲気が大切
とりあえずは、ある程度の会話ができる状態を目指します。
会話がある程度、継続的に成立するためには:
もう批判されない雰囲気、
もう怒られない空気感
もう責められない雰囲気。
そんな安心感のある雰囲気を、
まずは作り出すことです。
旦那さんが「もう攻撃されない」と思える空気感を、
あなたの方から、積極的に作って行きます。
二人の間の空気感に気を付けよう
夫婦間や家庭の雰囲気や空気感って、とっても大切。
旦那さんも、その場の雰囲気を感じながら、毎日生きています。
今の二人の冷めた状態だと、家庭の空気感もしらけて興ざめしています。
雰囲気がよくないと:
⇒ 旦那さんは家に帰りたくないので、
帰宅時間は終電近くになったり、
週末は勝手に外出したりするようになります。
これから二人の関係を再構築するためには、
その場その場の雰囲気を
敏感に感じ取っていきましょう。
言葉の殴り合いはもうやめる
今の状況では普通の会話の代わりに、
お互いがすぐに非難し合う、
「やったら、やりかえす」的な状況です。
この言葉の殴り合いは、
やめなければなりません。
今の状況では彼の方からは、積極的に動いてくれない以上、
あなたが動くしかありません。
あなたのほうから、積極的に止めていくのです。
そして普通の落ち着いた会話が出来るように、
「もう責められないという空気感」を作り出していきましょう。
関係を作り直すには、あなたの方からまず彼に耳を傾ける事です。
「とりあえず」の安心感で良い
そうは言っても、
「これから、批判や責める事をやめるなんて、ありえない」
と、思う事でしょう。
それならば、
とりあえずこの場では批判されない・とりあえず今日は責められない
という程度でもいいので、
「とりあえずの安心感」
「とりあえず今回は責められない空気感」が必要になります。
離婚するにしても会話が必要
たとえこれから離婚するとしても、
沢山の会話を重ねていく必要があります。
二人の大切な将来を決めていく話し合いですから、
なるべく普通に会話できることが大切です。
また、離婚するかどうかを、考える際にも、
もし冷静に会話できると、彼が違って見える事もあります。