共依存について:もし共依存なら、どういう風になるの?(動画つき)
「私達って、もしかして共依存??」そう思ったことありませんか?
共依存と健康な夫婦関係はどう違うのでしょうか?
共依存は、相手に自分が必要とされている感覚が癖になってしまう状態です。
自分に自信がなく、相手に必要とされることで、自分の価値を満たしてしまうので、それが癖になり、相手が自分を必要としている依存状態に、自分自身も依存してしまうことです。
共依存では、依存しているパートナーを世話していることに自分も依存しています。
もし共依存の夫婦や恋愛関係ならば、あなたはどんな状態なのか? 普通の夫婦関係とはどう違うのでしょうか?:
* 相手のニーズばかりを優先してしまう。
相手の気持とか、相手のやりたいことを、まず始めに考えてしまう。いつも相手の事情を優先してしまう
* 自分の価値を、相手にみとめてもらうことで、自分も認められるようになる。( ➡ 自信がない・自己肯定感が低い:育成環境に関係する場合がよくあります。)
* 相手の要求を断れない: NOということに、罪悪感を感じてしまう
* 相手の問題を、自分の責任だと思ってしまう
* 旦那さんに限らず、他人に認められるために行動してしまう (自信がない・自己肯定感が低い:育成環境に関係する場合がよくあります。)
共依存は相手を一生懸命に世話して、相手に献身的に親切にしてあげているので、人間としてとても素晴らしい事をしているように見えてしまうので、なかなか気がつけないことも多いです。
* 境界線を上手く引けない。 どこまで他人の責任で、自分の責任なのか、どこまで、旦那さんの問題で、どこから自分の問題なのか、うまく区別が出来ない。
* 他人に見捨てられる、他人に否定される可能性に敏感で、不安がある
* 相手を失望させたくないので、一生懸命相手に尽くしたり、相手の基準にかなうように、がんばってしまう。
* 相手が自分に依存しているように、仕向けている。 自分に依存してしまうように行動してしまう。それが安心感につながる。それが、自分の存在価値を保つために必要。
参考:
共依存者とは、自己自身に対する過小評価のために、他者に認めら れることによってしか満足を得られず、そのために他者の好意を得よ うとして自己犠牲的な献身を強迫的に行なう傾向のある人のことであ り、またその献身は結局のところ、他者の好意を(ひいては他者自身 を)コントロールしようという動機に結び付いているために、結果と してその行動が自己中心的、策略的なものになり、しだいにその他者 との関係性から離脱できなくなるのである。
加藤[1993:75]
共依存症(11)の《人》とは、生きる上での安心感を維持するために、 自分が求めているものを明確にしてくれる相手を、一人ないし複数必 要としている人間である。つまり、共依存症者は、相手の要求に一身 を捧げていかなければ、みずからに自信を持つことができないのであ る。共依存的《関係性》は、同じような類の衝動的強迫性に活動が支 配されている相手と、心理的に強く結び付いている間柄なのである。
Giddens[1992=1995 :135]
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