旦那さんに話を聞いてもらえない: 夫婦のコミュニケーションのギャップ

夫婦は二人とも忙しい

現代の夫婦は二人とも忙しく、

 

二人が向き合う時間が、なかなか取れません。

 

アメリカのリサーチによると、30年前と比べると、時間にして約千時間ほど、

 

今のカップルの方が長く働いているという統計があります。

 

そして仕事でのストレスは、そう簡単に処理できるわけではありません。

 

そうすると、家庭内や夫婦関係に、仕事のストレスが持ち込まれることになります。

 

 

奥さん側としては、仕事での不満やストレスは、

 

まず旦那さんに話して、旦那さんに悩みを聞いてもらうのが、

 

一番の手っ取り早い解決方法です。

 

女性側からすると、自分の悩みがある時には旦那さんに話を聞いてもらうのは、

 

ごく当然で、当たり前の感覚です。

 

でも旦那さん側から見ると、そう簡単な話でもありません

 

このギャップで二人の間で歩み寄れないカップルが沢山います。

 

このギャップについて、この記事では、簡単に書いてみたいと思います。

 

Loving young Asian couple cooking in kitchen making healthy food together

 

旦那さんが話を聞いてくれない・悩みを聞いてくれない

「夫に悩んでいる事を話しても、あまり聞いてくれない。」

 

「理由がよく分からないが、最近は彼は話しかけてもくれない。」

 

でももしかすると、あなたの話し方が良くないのかもしれません。

 

 

旦那さんが聞いてくれない・話しかけれくれないのは、

 

あなたが、一方的に機関銃・マシンガンの様に、

 

自分の話をしてしまっているように、旦那さんには見えているからかもしれません。

 

よくあるパターンは、

 

* 奥さんは旦那さんに話をたくさん聞いてほしい。 自分の悩みを打ち明けたい。

 

* でも旦那さんは、仕事などで疲れている。 または、自分の事で精一杯。

 

という具合に、二人の間でギャップがあることがあります。

 

 

旦那さんからすると、奥さんからのマシンガンの様な話し方は、

 

それだけで結構なストレスです。

 

 

それで奥さんを避けようとしてしまいますが、

 

でもそうなると、奥さんは不安になって、

 

余計にマシンガンの様に話してしまい

 

さらに旦那さんに「聞き役」を押し付けてしまう。

 

そんな悪循環になってしまう場合も時々起こります。

 

 

こんな場合は、まずはマシンガントークは、止めてみましょう。

 

そして、もっと大切な事は、

 

あなたは自分の悩みを、旦那さんに打ち明けることで、

 

何を求めているのでしょうか、立ち止まって考えてください。

 

 

悩んで不安な気持ちを、旦那さんに受け取ってほしい

あなたが自分の悩みを沢山してしまう理由はおそらく:

 

* 女性側からすると、自分の気持ちに寄り添ってほしいと思っている

 

そこが一番大切なんだと思います。

 

自分の悩みを聞いてもらう事で ⇒ そのつらい気持ちを相手に受け取ってもらうと、

 

癒されたり、とっても安心出来たり、

 

楽になったり、解放されたり、

 

ストレスが取れたりします。

 

 

感情を取り扱えない男性達

ところが、「つらい気持ちを受け取ってもらいたい」とは思っても、

 

男性側からすると、

* 気持ちや感情を扱うのが苦手

* 余り経験がない・慣れていない

 

そんな場合がよくみられます。

 

あなたの旦那さん(彼氏)が、あなたの悩みを余り聞いてくれないのは、

 

彼が「感情を上手く扱えない」、感情が苦手なタイプだからかもしれません。

 

 

男性は、感情を扱うのが苦手な傾向があるとも言われます。

 

しかし実際には、男女の差をそう簡単に

 

一般化は出来ないという見解もとても多いです。

 

いずれにしても、あなたの旦那さんは、感情を扱う事が、

 

かなり苦手なタイプなのかもしれません。

Two attractive young women having lunch at the cafe outdoors, eating dessert with coffee

 

気持に寄り添う大切さが共有できていない

大切なのは、あなたのニーズを共有する事。

 

女性側からすると、

 

「私の不安な気持ちを受け取ってほしい」と願ってはいても、

 

でもそんなニーズや思いは、残念ながら

 

旦那さんには上手く伝わっていない事がよくあります。

 

 

なぜならば、男性側が、気持を受け取ってあげる事が、

 

どれほど大切な事なのか、

 

理解していない場合がよくあるからです。

 

 

男性側としては、その辺りは認識が弱いというか、

 

正直言って、全然「わかっていない」場合も多いのです。

 

 

ですから今の状態で、二人の間の絆を深めようとして、

 

あなたがもがいても、

 

あなたにフラストレーションがたまりますので、

 

まずはあなたのニーズを、二人の間で共有していく事が大切になります。

 

 

まずは気持を受け取ってほしいだけだと伝えよう!

ですから、はっきりと旦那さん(彼氏)に、伝えてください。

 

私の気持ちをただ受け取ってほしい」と、

 

アドバイスが欲しいのではなく、まずは私の気持ちを分かってほしい」と、

 

言葉で明確に、彼に伝えてみましょう。

 

Cherry tree under the mountain

彼にとっては簡単ではない

学校では、気持ちに寄り添う事を、教えてはくれません。

 

また男社会の中では、自分の心の内側のやわらかい気持ちの部分を、

 

男性同士で見せ合ったりは、

 

なかなか出来ないものです。

 

ですから、たとえあなたにとっては、当たり前でも、

 

彼にとっては、かなり難しい事で、

 

少し時間のかかることかもしれないと

 

理解してあげることも大切です。

 

 

アドバイスするのが男性の役割?

そして、気持に寄り添う事よりも、

 

アドバイスする事が男性としての役目なんだと

 

勝手に思っている場合もあります。

 

男性はあなたの気持ちのよりも、「問題解決を優先」してしまう傾向がある

 

などと言われたりします。

 

だから「気持ちを受け止めるって、え、それだでけでいいの??」

 

「でも問題解決してあげる方が、全然大切じゃん」

 

なんて考えてしまうわけです。

 

親身になって、あなたの抱えている問題の解決を、

 

あなたの為にやってあげている。

 

そんなつもりで、アドバイスしている場合もあります。

 

 

気持を受け取るって、それ実際にどうやるの?

旦那さん(彼氏)が頭脳優秀で、

 

頭が良いからとはいえ、

 

気持の面でも優秀であるとは、全く限りません。

 

ですから、

 

「気持を受け取るって、それ実際にどうやるの?」

「具体的に、どうすればいいの?」

 

って思っちゃう、

 

もしくはそう思っても、

 

なかなかその様には自分から言い出せないものです。

Image of three excited happy pretty girls friends sitting in cafe, drinking coffee, eating cakes and using phones

 

説明してあげよう

ですから、あなたの言葉で、わかりやすく説明する事が大切です。

 

「私の気持ちを受け取ってほしいっていうのは。。。。」、

 

私に「共感してほしい」「同調してほしい」

 

親身になって耳を傾けてほしい

 

「アドバイスはいらない」

 

その代わりに、「心を開いて、聞いてほしい

 

「心で受け入れてほしい」

 

という具合に。

 

そんな説明をしても、(繰り返しになってしまいますが)

 

なかなか理解できないかもしれませんので、

 

その都度、言葉で表現しなおしてあげましょう。

 

「私がつらい時には、私のつらい気持ちを、あなたも感じてほしい

 

「悲しい時は、その一部でもいいので、

 

あなたも悲しみをあなたの体で感じてほしい

 

などという具合に。

 

 

傾聴を練習してみる

傾聴(けいちょう)という方法が、最近は注目を浴びていますが、

 

「あたかも自分のものであるかのように感じ取ってほしい」

 

と、色々な言葉やコンセプトの説明を借りながら、

 

説明してみましょう。

 

傾聴の本を買って、二人で練習してみることもいいでしょう。

 

 

カサンドラ症候群

そして、他人の気持ちや立場を、思いやる能力そのものが、

 

かなり欠けている人もいます。

 

アスペルガーの傾向が少しある、「グレーゾーン」の人の場合などです。

 

そういう場合に旦那さんから、なかなか共感してもらえない状況では、

 

カサンドラ症候群と呼ばれるように、

 

パートナーや家族に、

 

深刻な影響が出ことも、沢山報告されています。

 

 

 

夫婦円満になる方法



≫登録して読んでみる


★1)ボタンを押すとLINEに移動 ★2)「追加+」を押す