夫婦の会話のない時:なにが出来るか?
前回の記事では、
夫婦の間の会話がない場合に出来る事
について簡単に書きました。
では、「言葉をかける事さえも出来ない場合は」どうするか?
とくに夫婦げんかが激しく続いた後で、
どうやって、話せる環境を作り出すか?
こういう質問をいただきましたので、
それについて簡単に書きます。
言葉で伝えられない場合は、
まずは、親切な態度を見せていくこと。
コミュニケーションというと、すぐに言葉の上でのコミュニケーションを考えますが、
コミュニケーションのほとんどは、
実は言葉以外の物が大部分だと
ともいわれます。
前にも書いたように、
夫婦の間で、会話ができるようになるための、
一番の鉄則は、
もう批判されないという安心感ですが、
では、それ以外に、
何を目指せば良いのでしょうか?
会話のために、「環境整備」をすすめよう
普通に会話ができるとは = 普通に会話ができる環境が大切
ということです。
もし長い間、夫婦関係が不安定ならば、
急には、二人が安心して会話できるようにはなりません。
ですからまずは、
環境(二人の間の空気感)を整備していく
つもりで取り組んでください。
二人の間の空気感って、まるで生き物の様です。
生きているかのように、ちょっとしたことで、
すぐに変化し、成長して行きます。
二人の間の空気感って、とっても繊細で、
とても傷つきやすいもの。
ですから、大切な生命を育てるように、心を込めて
二人の間の空気感を、安心して気軽に会話しやすいように
段々と育てて行きましょう~~
仕草や態度が大切
特に言葉もかけられないほど、
二人の間の空気感が荒れている時には、
言語外のコミュニケーションが大切。
言葉がかけられない分だけ、
言語外のコミュニケーション手段が
重要になってきます。
攻撃的な雰囲気が出ないように、
変えられるところから、どんどん始めましょう。
もしあなたの態度を、今さら急に変えるのが難しいのなら:
⇒ 表情や仕草でもいいです
あなたの表情や態度は、
あなたの気持ちを表現するもの。
⇒ 親切な好意的な態度を、二人の間に循環させて、
二人の間の空気感を改善していきます。
あなたの振る舞い方やしぐさが、親切で好意的になると、
彼があなたに話しかけやすくなります。
そしてあなた自身も、会話を楽しむ余裕が生まれます。
まずは態度やしぐさから、変化させ、
徐々に気軽に会話できるような環境づくりを
目指してみましょう。